22日のドル/円は110円台後半で決め手なくもみ合った。なお、先週1週間の取引レンジは110.39~110.95円前後と、値幅は56銭程度で約7年ぶりの小ささであった。為替オプション市場の1週間物インプライドボラティリティ(予想変動率)は、21日から一段と低下しており、今週も小動きの相場展開が続きそうなムードが広がっている。ボラティリティの低下局面では金利差に注目が集まりやすいため、本日もドル/円の下値は限られる公算が大きい。一方で、仮に111円台を回復しても年初来高値(111.13円前後)や200日移動平均線(111.31円前後)が上値抵抗となりそうだ。
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