昨日のドル/円は、約1カ月半ぶりに111.10円台まで一時上昇したが、米12月小売売上高の大幅な減少を受けて110円台半ばへと急落した。米12月小売売上高の結果を踏まえて米10-12月期国内総生産(GDP)の予測を引き下げる動きが相次いでいる。なお、米アトランタ連銀の成長率予測モデルGDPNowは従来の+2.7%から+1.5%へと下方修正された。また、トランプ米大統領は政府機関閉鎖を回避する予算案に署名した上で国境の壁を巡る追加予算を得るために国家非常事態を宣言する模様。米景気減速懸念の再燃や、米国家非常事態宣言発動への警戒感から足元のドル高基調はひとまず終了する事になりそうだ。チャート面では、200日移動平均線(111.30円前後)の上抜けに失敗した格好につき、20日移動平均線(109.80円前後)まで調整余地が生じたと見られる。
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