上値抵抗線と激しい攻防、ぶち抜きあれば三役好転も
時価総額:137.4億円
PER:17.17倍
PBR: 4.59倍
独立系システム会社で金融・IT系企業を主要取引先としている。ERP(基幹業務システム)に加えてRPA(業務自動化)領域で事業を拡大、AI(人工知能)開発のFRONTEOと提携のほか、ソフトバンク、日本IBMといった大企業ともパートナーシップを結ぶ。
昨日2019年9月期の第1Q決算を発表し、売上高前期比25.5%増、経常利益同71.0%増となる大幅増収増益で通過したことが明らかとなった。注力するAI分野に加えてRPAソリューションの充実したラインナップを前面に押し出し、利益率の大幅改善が見て取れる。
株価はこれまでにない1Q決算を好感してGUスタートが予想されるが、材料期待で上昇していた昨年の動きを実績面から評価する段階に移っていくものと考えられる。眼前には75日・200日移動平均線が1200円台半ばのところで控えるが、最も上値抵抗となりやすいラインは11月に実施した立会外分売価格の1297円付近であろう。ここのシコリを一気に解消できれば、一目均衡表の雲上限1373円付近まで上値を伸ばすとみられ、次第に三役好転に向けた期待も高まってくるだろう。
11:25追記 GUスタートし続伸。上記の値を一気に達成し現在1421円となっている。三役好転。