昨日のドル/円は上値の重い相場展開となり、一時109.10円台まで下落した。米企業決算を嫌気してNYダウ平均が一時400ドル超値下がりする中、ドル売り・円買いが優勢となった。本日は日本株の下落が避けられそうにないだけに、20日移動平均線(108.95円前後)をサポートとして109円台を維持できるかが見どころのひとつとなりそうだ。なお、昨日発表された米キャタピラー社10-12月期決算は、中国の需要減少などを背景に利益が予想を下回った。中国・上海株の動向にも注意が必要だろう。その他NY市場では、消費者マインドの悪化が見込まれている米1月消費者信頼感指数の結果にも注目したい。
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