旧村上Fのアクティビスト介入に広がる思惑と物色資金の流入
時価総額:193億円
PER:40.92倍
PBR: 0.71倍
エレクトロニクス商社で、メインはシャープやNECなど名だたる大手企業の海外調達を請け負う。アジアを中心に海外ネットワークを構築、グローバルサプライチェーンの一角を担う。
旧村上ファンド関係者が運営するC&Iホールディングスが昨夏以降は一貫して保有割合を増加させ続けており、中長期の足は確かな下値切り上げの展開が続いている。昨日は戻り高値更新で昨年8月以来の水準に回復してきたことから、上げ足を加速させる可能性も浮上。
足元では一目均衡表が三役好転するなど、テクニカル指標の面でも投資家の買いを後押しするシグナルが発生しており、短期的な値幅取りには打ってつけの銘柄とも言える。今後の業績回復に向けたアクティビスト介入の思惑期待と、短期的な需給妙味からの物色資金流入で面白みのある投資対象と言えそうだ。