昨日のドル/円は一時108円台を割り込むなど、弱含みの展開。中国12月貿易収支で輸出入がいずれも急減速した事を受けて同国の景気減速懸念が強まる中、リスク回避の円買いが優勢となった。本日は、英議会で欧州連合(EU)離脱=Brexit協定案の採決が行われる。承認の見通しは立っておらず、このまま否決となれば、市場としては「合意なき離脱」の可能性を意識せずにはいられなくなりそうだ。もっとも、英議会が協定案を否決すれば、メイ政権は「合意なき離脱」の回避に向けて、EUに離脱期日(3月29日)の延長を申請するとの見方も根強い。否決はある程度織り込み済みとも言えるため、次のステップに向けた動きがより重要となろう。いずれにしても、ドル/円は外的要因に左右されやすい「安全通貨」としての動きが続く公算が大きい。
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