ドル円は110円を巡る攻防
年末のドル買い要因として米企業のレパトリなども考えられますが、ここまでドルの悪材料が出そろうと年末年始に向けてのドルロングは苦戦を強いられそうです。また、年末年始で取引参加者が激減する薄商いのなか、引き続きトランプ大統領のツイッターが脅威となるため、どうしてもダウンサイドを警戒しなくてはなりません。
ドル円のチャートを見ると下落スピードが速かっただけにそれなりの反発は期待できそうですが、リバウンド狙いのロングは短期にとどめておく方が無難です。上昇余地の見極めがつけば再び売り場を探す方針です。110円前後にはオプションのオーダーが複数あり下値攻略は簡単ではありませんが、ブレイクできれば8月21日安値109.77円が次のターゲットと考えています。