セイヒョーはＳ高カイ気配、１９年２月期業績及び配当予想を上方修正

　セイヒョー<2872.T>はカイ気配でスタートしたのちも気配値を切り上げる展開でストップ高である３３０５円水準でカイ気配となっている。２５日の取引終了後、１９年２月期の単独業績予想について、売上高を３７億円から４０億円（前期比９．７％増）へ、営業利益を２０００万円から４０００万円（前期７９００万円の赤字）へ、純利益を２０００万円から４０００万円（前期比３．３倍）へ上方修正したことが好感されている。

　第３四半期累計期間で得意とする氷菓製品の販売強化を図り、かつ最需要期である夏季期間で連日の猛暑となったことなどにより、主力のアイスクリーム販売及びＯＥＭ製品の受注が堅調に推移したことが要因。加えて、新潟工場における製造ラインの機械メンテナンスの強化により、ライン停止によるロスの発生などが減少したことも貢献したという。

　同時に、業績予想の修正に伴い、従来３０円を予定していた期末一括配当を１０円増額して４０円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。前期実績の３０円に対しては１０円の増配になる予定だ。

出所：minkabuPRESS