年内最後のビッグイベントFOMC
具体的には、経済・金利見通しで示される成長率予測や利上げペースに関する予想の他、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見などが見どころとなる。近い将来の利上げ休止を示唆したと市場に受け止められるハト派な内容ならドルが売られる事になろうが、株価が大きく上昇すれば円売りに繋がる可能性もある。一方で、市場の期待ほどハト派化しなかった場合は、ドル高・株安からの円高という反応もあり得るだろう。いずれにしても、今回のFOMCに対する市場参加者の関心は極めて高い。それだけに、為替、株、金利の各市場が大きく変動する可能性がある。日本時間午前4時という早朝ではあるが、年内最後のビッグイベントであるFOMCを注視しておきたい。