14日のドル/円は、世界的に株価が下落する中、上値が重かった。米11月小売売上高の好結果を受けて113.60円台まで上昇する場面もあったが、米国株が大幅安となり、米長期金利が低下する中で上昇は続かず反落。もっとも、円以外の通貨に対してはドル高が進行しており、この動きに支えられて下値は113.20円台にとどまった。なお、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスはこの日、約1年半ぶりの高値へと上昇した。リスク回避局面で、円と同様にドルが買われる流れが続く以上、ドル/円の値動きには大きな影響が出にくいだろう。ましてや、市場には明日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードが色濃い。本日のドル/円は113円台前半を中心にもみ合う展開となりそうだ。
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