■株主還元
サンワテクノス<8137>は株主還元について、配当によることを基本としている。配当方針としては、安定的かつ継続的な配当を行うことを重要視している。そうした配当方針は過去の配当実績に如実に表れており、一時の業績急拡大による大幅な増配などはないが、利益成長に応じて着実に増配を行ってきた実績がある。
2019年3月期について同社は前期比4円増配の34円配(中間配17円、期末配17円)の配当予想を公表している。予想1株当たり利益196.93円に基づく配当性向は17.3%となる。安定的な配当の継続を株主還元の基本とする同社は、2019年3月期は増収増益が予想されることから、順調な業績拡大を反映して増配に踏み切ったものとみられる。
2020年3月期の業績見通しや配当予想はまだ発表されていないが、期中の2019年11月に設立70周年を迎えることは2020年3月期の株主還元を考えるうえで1つの手掛かりになるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<MH>
サンワテクノス<8137>は株主還元について、配当によることを基本としている。配当方針としては、安定的かつ継続的な配当を行うことを重要視している。そうした配当方針は過去の配当実績に如実に表れており、一時の業績急拡大による大幅な増配などはないが、利益成長に応じて着実に増配を行ってきた実績がある。
2019年3月期について同社は前期比4円増配の34円配(中間配17円、期末配17円)の配当予想を公表している。予想1株当たり利益196.93円に基づく配当性向は17.3%となる。安定的な配当の継続を株主還元の基本とする同社は、2019年3月期は増収増益が予想されることから、順調な業績拡大を反映して増配に踏み切ったものとみられる。
2020年3月期の業績見通しや配当予想はまだ発表されていないが、期中の2019年11月に設立70周年を迎えることは2020年3月期の株主還元を考えるうえで1つの手掛かりになるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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