昨日のドル/円はじり高の展開。欧州中銀(ECB)理事会後のユーロ安・ドル高局面では113.70円台に上値を伸ばす場面もあった。今週のドルの反発は、欧州通貨の下落によるところも大きいが、米利上げ打ち止め観測で進んだ先週のドル安の反動が出ている面もあるのだろう。その意味でも本日は、米年末商戦の出足動向が反映される米11月小売売上高の結果に注目したい。米経済の7割を占める個人消費の堅調ぶりが改めて示されれば、来年の利上げ打ち止め観測が後退する可能性もある。なお、市場予想は、前月比+0.1%と不冴えが見込まれているが、これは原油相場の下落に伴うガソリン価格の低下によるものと見られる。変動が大きい自動車とガソリンを除いた売上高は前月比+0.4%の予想で、前回(+0.3%)を上回る伸びを示すと見られている。
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