昨日のドル/円は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日に行ったハト派発言を引きずり弱含みで推移。NY市場序盤には、FRBがインフレ指標として重視する米10月個人消費支出価格指数のコア指数(コアPCEデフレーター)の減速を受けて113.10円台に下落する場面もあった。その後やや反発したが、113.50円台で買い戻しは一巡。G20首脳会議を前に徐々に様子見ムードが広がり始めたようだ。G20の注目点は言うまでもなく12月1日に行われる米中首脳会談であろう。各種報道によると、米国が中国側の譲歩と引き換えに対中関税の引き上げを遅らせるという「停戦」の可能性が協議の焦点とされる。首脳会談の評価を最初に行うのが週明け3日の東京市場になる事を考えると、本日については、市場の動意は限られる公算が大きい。ドル/円は113円台でのもみ合いが続きそうだ。
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