オロ、今期経常を17％上方修正・最高益予想を上乗せ

　オロ <3983> が11月12日午前(10:00)に決算を発表。18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比60.1％増の8.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.1億円→10.7億円(前期は8.4億円)に17.3％上方修正し、増益率が8.9％増→27.7％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.5億円→4.1億円(前年同期は4.9億円)に61.2％増額し、減益率が47.7％減→15.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比9.0％増の2.1億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の21.1％→16.3％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 売上高につきましては、ビジネスソリューション事業において新規顧客の獲得が好調であり、コミュニケーションデザイン事業において既存顧客との取引が好調であることから、前回予想より521百万円増加し5,086百万円となる見込みとなりました。また、利益面につきましても、売上高の増加に伴い、営業利益1,068百万円、経常利益1,073百万円、親会社株主に帰属する当期純利益725百万円となる見込みとなりました。　 こうした状況を踏まえ、上記のとおり通期連結業績予想を上方修正いたします。　 なお、平成30年７月13日付「Crossfinity Digital Asia Pte. Ltd.の株式取得(子会社化)及び孫会社の異動に関するお知らせ」にて公表いたしました株式取得が、当期連結業績予想に与える影響についても精査が完了し、上記予想に織り込んでおります。Crossfinity Digital Asia Pte. Ltd.及びCrossfinity Digital Asia Sdn. Bhd.につきまして、平成30年９月30日を連結上のみなし取得日としておりますため、平成30年12月期第４四半期(10月１日～12月31日)に対応する同社の売上高及び利益を上記予想に反映させており、具体的には、売上高26百万円の増加、営業利益0.9百万円の減少等となります。　 ※Crossfinity Digital Asia Pte. Ltd.及びCrossfinity Digital Asia Sdn. Bhd.の売上高に関しまして、平成30年７月13日に公表いたしましたお知らせにおきましては、すべての取引について総額表示にて記載しておりましたが、上記通期連結業績予想におきましては、一部の取引について、売上総利益相当額を売上高に計上する純額表示にて予想に織り込んでおります。（注）本資料に記載されている業績予想に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると　　　判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。