富士紡ＨＤ、今期経常を12％下方修正

　富士紡ホールディングス <3104> が10月31日昼(11:30)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比15.4％減の18.4億円に減り、従来の3.7％増益予想から一転して減益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の49.8億円→44億円(前期は42.6億円)に11.6％下方修正し、増益率が16.7％増→3.1％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比22.3％増の25.5億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.3％増の9.5億円となったが、売上営業利益率は前年同期の10.5％→9.7％に低下した。

株探ニュース