昨日のドル/円は、112円台を回復して一時112.50円台まで上昇。ただ、NY市場終盤には「11月に予定されている米中首脳会談で貿易面の対立を緩和できない場合に備え、米国は追加の対中関税賦課を計画している」との報道をきっかけに急反落する場面もあった。なお、この報道を受けてNYダウ平均は一時500ドル超下落。引けにかけて下げ幅を縮小したとはいえ、本日のアジア株への影響が気になるところだろう。昨日大きく下落した上海株の動きには特に注意が必要で、ドル/円は本日も株価動向睨みの神経質な展開となりそうだ。材料面では、米国株との相関性が高い米10月消費者信頼感指数に注目したい。なお、前月は約18年ぶりの高水準を記録している。
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