ミスミＧ、今期経常を11％下方修正、配当も2.48円減額

　ミスミグループ本社 <9962> が10月29日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.3％減の159億円に減り、従来の5.8％増益予想から一転して減益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の395億円→352億円(前期は346億円)に10.9％下方修正し、増益率が13.9％増→1.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.8％増の192億円に伸びる計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の25.15円→22.67円(前期は22.6円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比21.3％減の68.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.6％→8.4％に低下した。

株探ニュース