データを改ざんで市場動揺
時価総額:83.2億円
PER:5.49倍
PBR:0.51倍
異形鋼、鋳造品などの素形材事業と橋梁用・建築用支承や免振装置などの土木建築機材事業が2本柱であり、産業機械も手掛ける。素形材は自動車部品向け製品に注力しており、土木建築機材は海外開拓を図っている。
23日、同社子会社が販売する建築物用免震・制振用オイルダンパーの一部で性能検査記録データを改ざんしていたことが判明。データ書き換えがなされた期間は2005年2月から2018年9月で、不適合品の数は1423件にもなる。
データを改ざんの発表を受けて売りが集中した。直近ではKYBの改ざんによる代替え品提供先として買われていたが、同社でも改ざんが発覚し動揺が広がっている。株価は直近で700円をつけていただけに、高値づかみの売りも続きそうだ。