今夜のFOMCは如何に
今回のFOMCでは0.25%利上げがほぼ織り込み済みとなるため、注目はFRBが示す2021年までの経済見通しやFOMCメンバーの金利見通しを示すドットチャート、さらにはパウエル議長の記者会見となります。記者会見ではあしもとのFOMCメンバーやパウエル議長の発言からタカ的スタンスが維持されると思われますが、米中貿易戦争長期化への懸念から慎重な発言もあるでしょう。強弱がミックスした会見になる可能性もあり、内容次第でどちらにでも動けるように柔軟姿勢で臨もうと思います。ただ、これまでFOMC後にはセルザファクト的な売りが散見することがありますが、今のドル円のモメンタムであれば、これまでと違って沈み続けることはないと考えています。FOMCを無事消化することができれば日米金利差を背景として年初来高値となる113.39円が視野に入るとみています。