日本化が急反騰、一目均衡雲抜けで買い戻し加速
日本化学工業<4092.T>が急反騰、午後2時現在、8%を超える上昇で大陽線を立てる形となっている。市場では「ここ地合いの改善に伴い、空売りの溜まった銘柄が買い戻しで急動意するケースが多くみられ、同社株のそのひとつ。テクニカル的には5日・25日移動平均線のゴールデンクロスと、日足一目均衡表の雲抜けのタイミングで上放れが意識されていたが、これに株式需給面の思惑が加わり上昇スイッチが入った形。東証信用残は信用倍率0.76倍と売り長であり、日証金では株不足状態で逆日歩がついている。さらに機関投資家の貸株調達による空売りも考慮すれば買い戻しニーズは強かったとみられる」(国内ネット証券アナリスト)という。旺盛な半導体需要を背景に同社が手掛けるリン製品中心に好収益環境を享受、18年4~6月期は営業利益段階で前年同期比46%増益と好調を極めた。
出所:minkabuPRESS
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