Ａ＆Ｔ、上期経常は51％減益で着地、今期配当を4円増額修正

　エイアンドティー <6722> [ＪＱ] が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.8％減の1億5100万円に大きく落ち込み、通期計画の8億円に対する進捗率は18.9％にとどまり、5年平均の51.2％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益は前年同期比44.2％増の6億4900万円に拡大する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の20円→24円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の経常利益は前年同期比65.4％減の2800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.7％→1.5％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、平成30年５月25日をもちまして創業40周年を迎えることができました。これもひとえに長年にわたってご愛顧くださったお客様や株主の皆様、関係各位のご支援、ご指導の賜物であり、心から感謝申し上げます。つきましては、株主各位のご支援に感謝の意を表するとともに、今後ともご支援を賜りたく、一株当たり４円の記念配当を実施させていただくことといたしました。当社の利益配分に関しましては、各事業年度の収益状況及び事業の将来計画を総合的に勘案し、継続的な安定配当を実施することを基本方針としており、平成30年12月期の一株当たりの期末配当金は、普通配当20円と合わせて、合計24円とさせていただく予定です。