決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 東エレク、キヤノン、花王 (7月26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ネットワン <7518>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の15.3億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の27億円に対する進捗率は56.8％に達し、さらに前年同期の16.9％も上回った。

★No.2　システナ <2317>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比54.2％増の14.1億円に拡大し、通期計画の57.1億円に対する進捗率は5年平均の17.4％を上回る24.8％に達した。

★No.3　岡部 <5959>
　18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比22.8％増の25.9億円に伸び、通期計画の54億円に対する進捗率は5年平均の39.6％を上回る48.1％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7518> ネットワン 　　東１ 　 +18.33 　　7/26　　　1Q　　　283.25
<2317> システナ 　　　東１ 　 +14.17 　　7/26　　　1Q　　　 54.24
<5959> 岡部 　　　　　東１ 　 +11.12 　　7/26　　上期　　　 22.84
<6676> メルコ 　　　　東１ 　 +10.48 　　7/26　　　1Q　　　　2.04
<5659> 日精線 　　　　東１ 　 +10.13 　　7/26　　　1Q　　　 20.85

<4552> ＪＣＲファ 　　東１　　 +9.80 　　7/26　　　1Q　　　 -8.60
<9086> 日立物流 　　　東１　　 +8.93 　　7/26　　　1Q　　　　2.19
<5486> 日立金 　　　　東１　　 +6.28 　　7/26　　　1Q　　　 18.43
<8628> 松井 　　　　　東１　　 +5.81 　　7/26　　　1Q　　　　4.98
<6923> スタンレー 　　東１　　 +5.64 　　7/26　　　1Q　　　 37.43

<7222> 日産車体 　　　東１　　 +5.60 　　7/26　　　1Q　　　-12.52
<6504> 富士電機 　　　東１　　 +4.26 　　7/26　　　1Q　　　163.23
<4206> アイカ 　　　　東１　　 +4.21 　　7/26　　　1Q　　　　8.73
<8035> 東エレク 　　　東１　　 +3.56 　　7/26　　　1Q　　　 36.38
<9505> 北陸電 　　　　東１　　 +3.29 　　7/26　　　1Q　　　186.63

<4452> 花王 　　　　　東１　　 +2.94 　　7/26　　上期　　　　3.68
<2002> 日清粉Ｇ 　　　東１　　 +2.93 　　7/26　　　1Q　　　 13.72
<6796> クラリオン 　　東１　　 +2.44 　　7/26　　　1Q　　　-63.62
<9991> ジェコス 　　　東１　　 +1.44 　　7/26　　　1Q　　　　0.80
<9081> 神奈交 　　　　東１　　 +1.34 　　7/26　　　1Q　　　 -1.16

<7250> 太平洋工 　　　東１　　 +1.33 　　7/26　　　1Q　　　　3.23
<4517> ビオフェル 　　東１　　 +0.87 　　7/26　　　1Q　　　 -1.31
<6702> 富士通 　　　　東１　　 +0.62 　　7/26　　　1Q　　 1210.10
<1972> 三晃金 　　　　東１　　 +0.43 　　7/26　　　1Q　　　　黒転
<6645> オムロン 　　　東１　　 +0.39 　　7/26　　　1Q　　　 -5.39

<6146> ディスコ 　　　東１　　 +0.31 　　7/26　　　1Q　　　-24.06
<7751> キヤノン 　　　東１　　 +0.11 　　7/26　　上期　　　 10.31

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース