<動意株・2日>(前引け)=日本海洋掘削、アルテック、不二越
日本海洋掘削<1606.T>=ストップ高。1日付の日本経済新聞は、経営破綻した同社の支援企業に「日本郵船<9101.T>が有力候補として浮上したことが明らかになった」と伝えた。日本海洋掘削が持つ資源掘削船などの技術を取り込む狙いがあるという。同社は先月22日の取引終了後、東京地方裁判所に会社更生手続きの申し立てを行い、受理されたと発表。負債総額は単体で約904億円。これを受け、東京証券取引所は同社株を6月22日から7月22日まで整理銘柄に指定し、7月23日に上場廃止とすることを発表している。上場廃止まで3週間ほど時間があることから、この日は投機的な短期資金が流入し、マネーゲーム的な性格を濃くしている様子だ。
アルテック<9972.T>=大幅高。テクニカル的にも調整局面を脱し一気に25日移動平均線を上回ってきた。同社は産業機械商社でペットボトル容器の製造事業を手掛ける。6月29日取引終了後、18年11月期の連結業績予想の修正を発表。最終利益を3億円から4億円(前期比38.9%減)へ修正しており、これを好感する買いが集中した。第2四半期累計(17年12月~18年5月)の最終利益は前期比2.5倍の2億7500万円だった。
不二越<6474.T>=大幅続伸。6月30日付けの日本経済新聞朝刊で「2017年12月~18年5月期の連結営業利益は前年同期比で約5%増の80億円強になったようだ」と報じられたことが好感されている。会社側の従来予想である85億円を若干下回るとの観測だが、記事によると、主力の自動車向けベアリングなどが好調を維持したという。一方、原材料価格の上昇などが利益を圧迫したようだが、これらについては織り込み済みとの見方が強い。なお、決算発表は7月5日の予定となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
アルテック<9972.T>=大幅高。テクニカル的にも調整局面を脱し一気に25日移動平均線を上回ってきた。同社は産業機械商社でペットボトル容器の製造事業を手掛ける。6月29日取引終了後、18年11月期の連結業績予想の修正を発表。最終利益を3億円から4億円(前期比38.9%減)へ修正しており、これを好感する買いが集中した。第2四半期累計(17年12月~18年5月)の最終利益は前期比2.5倍の2億7500万円だった。
不二越<6474.T>=大幅続伸。6月30日付けの日本経済新聞朝刊で「2017年12月~18年5月期の連結営業利益は前年同期比で約5%増の80億円強になったようだ」と報じられたことが好感されている。会社側の従来予想である85億円を若干下回るとの観測だが、記事によると、主力の自動車向けベアリングなどが好調を維持したという。一方、原材料価格の上昇などが利益を圧迫したようだが、これらについては織り込み済みとの見方が強い。なお、決算発表は7月5日の予定となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
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