【買い】出光興産＜5019＞岡安商事玉川博一

先週の上げは序章に過ぎない、本格上昇はこれから。

同社はご存知民族系元売り大手。創業者は映画「海賊とよばれた男」のモデルである。民族系と呼ばれるからにはこれまで海外メジャーとの死闘を繰り返し、人間尊重、大家族主義の団結力で大きく生き残ってきた会社である。先々週の創業記念日に3400円台の安値を買った方は、超ラッキーだ。先週は日経新聞の、2019年春に昭和シェルとの経営統合の報で急騰する場面もあったが、それでも4000円というのはまだまだ企業価値が織り込まれていない感がする。
外部環境も好転してきた。29日現在のドバイ原油はこのところの強含みで75.15ドルまで上昇。同社の前提レート65ドルを約10ドル上回っている。同社の場合在庫評価にあたえる影響はドバイ原油１ドルにつき約39億円。在庫評価もますます高まりそうだ。PER7.95,PBR0.95。年初来高値4660円を目指してGo。