突発的なリスク回避でも発生しない限り、レンジ内での揺れ動きは続く…?
◆110円半ばを中心とした小幅の値動きに終始
※ご注意:予想期間は6月20日と表示されていますが、本日(6月19日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。 週明けの昨日は、“方向感が定まらない”を地で往く展開でした。 懸念した“不意の乱高下”も見られず、110円半ばを中心とした小幅の値動きに終始しました。
◆本日も、目新しい材料は期待薄…
基本的には本日も、“主要なイベント不在”と考えるのが自然です。 ECB主催の金融フォーラムは始まりました(ポルトガル:~20日)が、日米欧の金融政策の道筋が示されたばかりであることを考えれば、目新しい材料は期待薄です。 このため「日米欧金融当局の立ち位置(方向性)の違い VS 米中貿易戦争懸念」といった構図は、本日も続くと考えます。
◆「目先はやや下方向」との懸念が頭をよぎるのは事実だが…!?
オーダー状況を見ると“110.80-90円にドル売りオーダー”が散見される反面、“110.20-00円にはドル買いオーダー”が積み上がっています。 主要イベントを通過した“材料出尽くし”を踏まえれば、「目先はやや下方向」との懸念が頭をよぎるのは事実ですが、しかしマーケットテーマは前記構図で拮抗しています。 つまり“突発的なリスク回避”でも発生しない限り、前記「レンジ内での揺れ動きは続く」…? 「大きくは下がらない」「仮に下がるところがあれば、そこはしっかり買い拾い」と見て、本日もマーケットと対峙したいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:111.393(5/21高値) 上値4:111.237(20月移動平均線) 上値3:111.183(5/22高値) 上値2:111.000(大台、ピボットハイブレイクアウト) 上値1:110.914(5/23高値、6/15高値) 前営業日終値:110.546 下値1:110.390(6/15安値、ピボット1stサポート) 下値2:110.230(200日移動平均線、50週移動平均線) 下値3:110.130(ピボット2ndサポート) 下値4:110.047(日足・一目均衡表転換線、大台) 下値5:109.919(6/14安値、100週移動平均線、ピボットローブレイクアウト) ※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。 11:06 ドル円 抵抗・支持ライン追加
更新履歴
06月19日11:06
11:06 ドル円 抵抗・支持ライン追加
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