クロスフォーが急落、海外パーツ販売低迷し第３四半期は８７％営業減益

　クロスフォー<7810.T>が急落している。１３日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１７年８月～１８年４月）連結決算が、売上高３１億円（前年同期比３．５％減）、営業利益８２００万円（同８７．７％減）、純利益１３００万円（同９６．８％減）と大幅減益だったことが嫌気されている。

　国内販売が比較的堅調に推移した一方、海外向けパーツ販売が低迷したことに加えて、国内向け製品販売のうち相対的に利益率の低い製品の売上構成比が伸びたことで粗利率が低下したことが響いた。また、テレビコマーシャルにより広告宣伝費が膨らんだことも利益を圧迫した。

　なお、１８年７月期通期業績予想は、売上高４０億７１００万円（前期比３．３％減）、営業利益２億７０００万円（同６６．９％減）、純利益１億５１００万円（同７１．５％減）を見込んでいる。

出所：minkabuPRESS