ASJ<2351>は、クラウドサービスを主力に展開する企業である。創業は1984年で、2003年にマザーズ上場を果たした。事業の基盤となる「ASJサーバー」は中堅・中小企業、個人事業主を中心に2万社超の導入実績を誇る。商工会議所向けの「検定試験管理システム」はシェアが過半数を超えている。
直近のトピックスとしては、同社が開発した「RNCDDS」の日本国内での特許取得が挙げられる。「RNCDDS」とは、クラウドサービスを構築するために利用される主流のストレージサーバーと比較して、大幅な高速化が実現できる技術のことである。この技術によって、ハードウェア容量を最大3分の1にすることが可能となる。同社は2017年7月に「RNCDDS」に関する特許を国際出願しており、2018年3月に日本国内で特許権を取得した。
同社によると、今後は海外における特許権取得への手続きを進めていくという。さらに、「RNCDDS」技術を活用したソリューションを、高負荷クラウドサービスを提供する大手企業と連携を図り、提供していく考えだ。同社は、2018年3月期通期よりIFRSでの決算開示を行っており、海外を含む事業展開の拡大に注目が集まるだろう。今後の収益貢献について同社は明言していないが、事業化が図られれば同社の業容に与えるインパクトは大きいと想定される。
<MW>
直近のトピックスとしては、同社が開発した「RNCDDS」の日本国内での特許取得が挙げられる。「RNCDDS」とは、クラウドサービスを構築するために利用される主流のストレージサーバーと比較して、大幅な高速化が実現できる技術のことである。この技術によって、ハードウェア容量を最大3分の1にすることが可能となる。同社は2017年7月に「RNCDDS」に関する特許を国際出願しており、2018年3月に日本国内で特許権を取得した。
同社によると、今後は海外における特許権取得への手続きを進めていくという。さらに、「RNCDDS」技術を活用したソリューションを、高負荷クラウドサービスを提供する大手企業と連携を図り、提供していく考えだ。同社は、2018年3月期通期よりIFRSでの決算開示を行っており、海外を含む事業展開の拡大に注目が集まるだろう。今後の収益貢献について同社は明言していないが、事業化が図られれば同社の業容に与えるインパクトは大きいと想定される。
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