「どこまで戻せるか?」がポイントも、本日は「動きづらい」…!?

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最新投稿日時:2018/05/28 10:47 - 「「どこまで戻せるか?」がポイントも、本日は「動きづらい」…!?」(武市佳史)

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「どこまで戻せるか?」がポイントも、本日は「動きづらい」…!?

著者:武市佳史
投稿:2018/05/28 10:47

◆懸念は徐々に緩和

※ご注意:予想期間は5月29日と表示されていますが、本日(5月28日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


にわかに再燃した“北朝鮮懸念”でしたが、次第に緩和へと向かっています。
急遽開催された南北首脳会談(26日)を機に、「米朝首脳会談の実現性」が再クローズアップされてきているからです。
“イタリア&スペイン政局懸念(ユーロ売り)”も「対円ではなく、対ドルに回帰」しており、緩やかなドル買い戻しを促したと見られるところです。
週末は「“109.10円水準”で下げ止まり」、そして週明けの本日は「“109.80円水準”への窓空けスタート」を演じています。

◆“窓空けスタート”だが、本日は米英休場…

“懸念は後退”した格好であり、「ドル買いトレンド継続」と考えるのが自然です。
また“109円台を維持”して先週末の取引を終えただけに、目先は「どこまで戻せるか?」がポイントになるとも考えます。
ただ本日は“米国(メモリアルデー)/英国(スプリングバンクホリデー)が休場”に当たるだけに、“流動性は乏しい”“取引参加者も極端に低下”と考えざるを得ません。
そうした中でオーダー状況を見ると、“109.70-80円のドル売りオーダー”は分厚い反面、“109.50-40円のドル買いオーダー”はそれほど膨らんでいるようには見えません。

“窓空け”で楽観論も台頭しやすいところではありますが、週初オープニングの反発に関しては「いささか疑問」と見て、対峙したいところです。
その上で「高いところを付いていく」は手控えつつ、ただし「押したところはしっかり買い拾っていく」は継続したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.174(5/21~5/24の50%戻し、200日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
上値4:110.049(5/24高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:109.887(5/21~5/24の38.2%戻し、20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:109.743(5/25高値、100週移動平均線)
上値1:109.666(日銀短観想定レート)
前営業日終値:109.544
下値1:109.349(5/24~5/25の50%押し)
下値2:109.257(5/24~5/25の61.8%押し)
下値3:109.122(5/25安値、ピボット1stサポート)
下値4:108.956(5/24安値、大台)
下値5:108.832(5/8安値、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:14 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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