テクニカル指標は順次好転見込み、戻り売りこなし一段高期待
国土交通省による建設ICT(情報通信技術)の推進を背景に、主力の建設現場向けシステムや測量機器のレンタル・販売が拡大し増勢が続く。また、近年では建設現場におけるモバイル固定IP電話サービスの提供を開始。モバイル回線を利用したインターネットサービスに加え、「固定電話」と「FAX」を1回線で同時利用できる新サービスで、特に山間部や海沿いの現場で利用価値が高い。各建設現場でニーズの高い固定電話とFAX機能を追加し建設現場における利便性の向上とICT化の提供で顧客取り込み強化につながる。
株価は一目均衡表の雲抜けを契機に強含む展開。想定以上に戻り売りの圧力が強そうだが、MACDが上向きで上昇が本格化してくるのはこれから。決算材料織り込み後で現水準を維持できるようなら、売り物をこなしながら上値を試しにいくと考えられる。先週押し返された26週移動平均線の832円を明確に上抜けてくるかが焦点。
業種:サービス業
時価総額:357.2億円
PER:30.25倍
PBR:5.13倍