決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ニチダイ、アルテＨＤ、ＪＥＵＧＩＡ (5月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月27日から1日の決算発表を経て2日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ニチダイ <6467>
　18年3月期の連結経常利益は前の期比21.0％増の7億7800万円になり、19年3月期も前期比22.1％増の9億5000万円に伸びる見通しとなった。

★No.2　アルテＨＤ <2406>
　18年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比16.7％増の7700万円に伸びたが、1-6月期(上期)計画の1億8000万円に対する進捗率は42.8％となり、5年平均の39.9％とほぼ同水準だった。

★No.3　ＪＥＵＧＩＡ <9826>
　18年3月期の連結経常利益は前の期比35.2％減の5700万円に落ち込んだが、19年3月期は前期比49.1％増の8500万円にＶ字回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6467> ニチダイ 　　　ＪＱ　　 +8.66 　　5/ 1　本決算　　　 22.11
<2406> アルテＨＤ 　　ＪＱ　　 +5.32 　　5/ 1　　　1Q　　　 16.67
<9826> ＪＥＵＧＩＡ 　東２　　 +1.80 　　5/ 1　本決算　　　 49.12

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース