ベルク(9974)を前回取り上げたのは、4月末でした。その時の株価が5000円弱でした。その後、5700円まであって、現在再び5000円弱です。
これは第1四半期決算が若干減益だったためです。
しかし、今、同社は食品スーパーの中で一番好調な企業です。
それではなぜ減益だったのかというと、前年同期にはゼロであった新規出店が2店あったためです。
小売業や外食ではしばしばこのようなことがおきます。
つまり実態は悪くないのですが、新規出店によって見かけの業績が悪いケースです。実態が悪くないのに、見かけが悪い場合に、実態を評価して、株価が下がらないケースと見かけに引っ張られて株価が下がるケースがあります。
これは相場環境にも大いに影響を受けます。
ただし、当然、見かけが悪いだけで下がったケースでは、その後株価が急速に戻すパターンがしばしば見受けられます。
実は同社の場合、前年度の第3四半期決算でも、新規出店が増えて、その四半期だけ二ケタの減益となり、急落したことがあります。
しかし、実態は全く悪くなかったため、その後株価は上昇に転じ、次の決算が出る前にはほぼ急落前の株価に戻し、次の決算が出て株価は大きく上昇しています。
今回も同様のパターンが予想されます。
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