内需、好業績、大型株の株価はとどまるところを知りません。この背景にあるのは、この25年で株主構造が大きく変化し、機関投資家中心に変わったことにより、企業成長に対して評価が高まっていることがあります。
そのため、せっかく持っていた株を利食ってしまうと、その後大幅に株価が上昇し、指をくわえてみているだけになりがちです。これまで当コラムで取り上げた銘柄でも、ヤオコー(8279)やニトリ(9843)はまさにそんな株ですので、運よく持っていたら、当分売らずに持っていてもいいのではないでしょうか。もちろん、株価のボラティリティは高まっていますので、短期的には天井から20%とか下がることもあるでしょう。
一見すると、いったん利食っていて、買い戻せば効率的に見えます。しかし、実際やってみると、天底20%ではほとんど取れません。場合によっては、2度と買えなくなります。だいたい、そんなことを考える人ほどもうからないのが株です。
ヤオコー(8279):https://money.minkabu.jp/50602
ニトリ(9843):https://money.minkabu.jp/49868
もちろん、初めて当コラムを見る人もいることでしょう。これだけ強い相場でも、損をしている、あるいは思ったほども儲かっていないという人も多いことでしょう。今更、上記銘柄には乗れないという人には、それらの大型企業よりやや小ぶりな割安株がお薦めです。
前回お薦めしたトレジャー・ファクトリー(3093)ですが、決算発表後なぜか急落していましたが、どうやら動き始めた感じがします。
日本も成熟して、物があふれ、かつてのように新品にこだわる消費からレンタルや中古をうまく利用しようという社会に変わってきました。その中でリサイクルショップがビジネスとしても急成長を遂げています。
月次が相変わらず好調ですので、今後の決算も好調が続くものと考えられます。決算発表後の急落で割安感も出ていますので、絶好のねらい目でしょう。
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http://cherry100.mods.jp/ra/s/875