■株主還元策
あらた<2733>は株主還元にも積極的に取り組んでいる。2018年3月期の1株当たり配当金は前期比5.0円増配の70.0円(配当性向18.5%)とし、3期連続の増配を予定している。配当政策としては安定した配当を継続的に実施することを基本とし、各事業年度の業績、財務状況、今後の事業展開等を総合的に勘案しながら配当額を決定する方針としている。このため、今後も業績の拡大が続けば増配が期待される。
また、株主優待制度も導入しており、100株以上保有の株主に対して1,000円相当のQUOカードを3月末と9月末の年2回進呈している。
■情報セキュリティ対策
同社は顧客情報や日々集まる販売情報等のデータベースに関して、東日本と西日本の2ヶ所の大規模データセンターにて運用・管理しているが、事業継続計画(BCP)に基づいて、2018年4月にはバックアップセンターを別に1ヶ所設け、既存データセンターが災害等によってダウンした場合、6時間で再稼働できる体制を構築する予定となっている。
また、サイバーセキュリティ対策については、技術面での対策を行うと同時に、組織面での体制整備、社内での運用ルールの策定などを行っている。IT企業の水準であるレベル5の水準まで引き上げていくことを目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<NB>
あらた<2733>は株主還元にも積極的に取り組んでいる。2018年3月期の1株当たり配当金は前期比5.0円増配の70.0円(配当性向18.5%)とし、3期連続の増配を予定している。配当政策としては安定した配当を継続的に実施することを基本とし、各事業年度の業績、財務状況、今後の事業展開等を総合的に勘案しながら配当額を決定する方針としている。このため、今後も業績の拡大が続けば増配が期待される。
また、株主優待制度も導入しており、100株以上保有の株主に対して1,000円相当のQUOカードを3月末と9月末の年2回進呈している。
■情報セキュリティ対策
同社は顧客情報や日々集まる販売情報等のデータベースに関して、東日本と西日本の2ヶ所の大規模データセンターにて運用・管理しているが、事業継続計画(BCP)に基づいて、2018年4月にはバックアップセンターを別に1ヶ所設け、既存データセンターが災害等によってダウンした場合、6時間で再稼働できる体制を構築する予定となっている。
また、サイバーセキュリティ対策については、技術面での対策を行うと同時に、組織面での体制整備、社内での運用ルールの策定などを行っている。IT企業の水準であるレベル5の水準まで引き上げていくことを目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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