昨日のドル/円は、107.00円を跨いでもみ合った。昨日から始まった日米首脳会談の結果を見極めたいとするムードが強く、相場に方向感は出なかった。初日の首脳会談では、市場が注目する「通商問題」に関する突っ込んだ議論はなかった模様で、日本時間19日に行われる見込みの2度目の会談やその後の共同会見が注目されよう。なお、米国側が日米2国間の自由貿易協定(FTA)の交渉開始を迫るなどして通商面での譲歩を迫るようだと円高材料になりうるとの見方が一般的だ。本日のドル/円は、引き続きトランプ米大統領の「ツイッター砲」に注意しながら、首脳会談の結果待ちでもみ合う展開が見込まれる。
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