小幅レンジでの動き
一過性のものかもしれませんが、万が一安倍内閣が退陣するようなことになると株価にも大きく影響してくるので、少し注意してみておいた方がいいかもしれません。
ただ、チャートを見る限りは、この先3月、4月と今の株価よりも下に位置する変化日がないため、大きな暴落につながるような事態にはならないのだと思います。
当面5月いっぱいまで見たときの最下限は20500円、なのでもし下がったとしても下げ幅は限定的です。
ただ、もう少し長いスパンで見たときに今月中に23500円まで達しないと上昇トレンドが終了し、6月以降に本格的な下降トレンドに入ってくるため、気をつけないといけません。
短期的に見ると、今週は上下レンジ±250円くらいの小幅レンジで推移する週になるのであまり動きの少ない週となるでしょう。
もしここをどちらかにブレイクするとその方向に大きく動くのですが、もしレンジを上に抜けたとしても、今の株価位置からすると23500円まで上昇することはかなり厳しいと思います。
もし超えられなかったとすると、7月から8月前半くらいまで下降トレンドが続くため戻り売りを中心とした戦略がフィットしてくるでしょう。
買いは大きな下げが来たときの短期リバウンドを狙うくらいがいいかもしれませんが、この下降トレンドに入ると7月あたりに大きな暴落が起きる可能性が出てくるので、そのあたりはチャートを良く見ながら十分底をつけるまで買いは我慢しましょう。
今月末までは上昇しやすい流れにあるので、短期的には上を目指すと思いますが、月末の変化日の株価で今後のトレンドが決まるので注意してみておきましょう。