SQ通過から本来の3月相場へ
相場の方も大きく乱高下してボラが激しい週だったと思います。
その一つの要因が今週がメジャーSQの週だったと言うこともあり、いろいろな思惑が働いて指数が個別株以上に大きく動いたような印象を受けます。
SQがあるとその週はいろいろな方面からの手が入った人為的な動きになるので、イレギュラーな動きをすることが多いです。
ただ、これもSQまでのことになるので、過ぎてしまえば関係ありません。
先週は大きな急落があり、今週は上下に乱高下するという3月相場にしては特殊な地合いとなっていましたが、ようやくSQを通過して本来の相場に戻ってきたような感じです。
基本的には3月相場は上げやすいという流れにあるので、月末に向けては上がっているといいう印象を持っていますが、直近の動きを見ていると、全然そのような雰囲気が感じられないかもしれません。
SQに絡んだ人為的な動きが続いていたので無理もないかもしれませんが、ここからが例年のような3月相場がくるでしょう。
月末に向けての変化日も22000円、23400円と上に位置しており、下に向かう目標点がないので、今月に関して言えば大きく急落するようなリスクは少ないため、積極的に買い目線で見ていった方がいいでしょう。
最大のリスクであった北朝鮮問題も、北朝鮮が韓国、アメリカと首脳会談に応じる構えを見せたことで一気に収束してきました。
流れは全てリスクオンのモードに切り替わっているので、暴落の余韻が残っているかもしれませんが、こういう時こそ押し目買いのチャンスです。
ただ、一つ注意したいのは、今月中に23400円を上に抜けられないと、4月以降5月あたりは中期的に下降期間入りする可能性が濃厚なため、上がったところでは利益確定の準備も忘れないようにしましょう。