ドル/円チャート分析
上図チャートにおいて、特に注目したいメルクマールは・・・「ストキャスティクス(スロー)」と「ボリンジャーバンド(以下、BB)・-2σライン」。
まずは「ストキャスティクス(スロー)」から。
上図チャートより、ストキャスティクス(スロー)の2本の線が「売られ過ぎ」水準を示唆する20%付近でクロスしつつあることが分かります(上図下部赤色点線丸印)。 仮に、これからの時間帯において、2本の線がクロスした後に右肩上がりとなった場合は【ゴールデンクロス】となり、上昇モメンタムが徐々に強まる可能性を視野に入れるべきでしょう。
そして「BB・-2σライン」。同ラインとローソク足を確認してみると、ローソク足が陰線から陽線になった状態で、「売られ過ぎ」水準を示唆するBB・-2σラインでサポートされつつあることが分かります(上図上部赤点線丸印)。各BBの動きや過去のパターン分析から勘案すると、当面はBB・-2σライン(≒108.00円、上図黄色矢印)がサポートラインとして機能しそうです。
上記で示した2つのメルクマールが同時に確認できるのは、昨年9月以来(上図赤色丸印)。9月のケースでは、その後BB・+2σラインまでの反発フローの起点となっていることを勘案してみると、これからの米ドル/円相場は、BB・-2σライン(≒108.00円)と同・-1σライン(≒109.82円)付近で足場固めをこなしつつ、反発のタイミングを探る時間帯となりそうです。
以下蛇足ながら、先週の当レポート(『ドル/円相場、【重要変化日】に接近か』)において、152年ぶりの【スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン】が見られる1/31が、アストロロジー的には『重要変化日』になり得るのでは?とのコメントを記載しましたが、奇しくも日足チャートレベルでは、その1/31にトレンドの転換ポイントを示すパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)が「買いサイン」に転換しています。転換ポイント成否の最終確認をするためには、もうしばらくの経過観察が必要ですが、上記週足チャートの各メルクマールからも「トレンド転換」(※ここでは「下降トレンド」→「上昇トレンド」への転換)と捉えて良いのかもしれません。