コンコルディアＦＧは年初来高値更新、国内大手証券は「ニュートラル」に引き下げ

　コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>は年初来高値を更新。米長期金利の上昇を受け銀行株に見直し買いが流入している。ただ、三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券は１９日、目標株価を６００円から６６０円に引き上げる一方で、レーティングは「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。株価上昇を受け、レーティングを見直した。同社は、傘下に横浜銀行と東日本銀行を擁するが、自社株買いは過去数年間、統合前の横浜銀行から年複数回の実施があり、市場では株主還元への評価が高い。ただ、足もとの株価上昇で当面の期待はいったん織り込んだ可能性がある、とみている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）