ボリンジャーバンドの+1σを上抜けたものの

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最新投稿日時:2017/12/01 16:20 - 「ボリンジャーバンドの+1σを上抜けたものの」(斉藤紀彦)

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ボリンジャーバンドの+1σを上抜けたものの

著者:斉藤紀彦
投稿:2017/12/01 16:20

あまり強いようには見えないのですが・・・

大幅高で始まったあとに下落転換し、その後再度上昇に転じるというめまぐるしい展開でしたので、東証1部の売買代金は3兆179億円と3兆円を上回り、騰落銘柄数は値上がり1002銘柄、値下がり940銘柄、日経225銘柄では値上がり123銘柄、値下がり96銘柄でした。

きょうの日経平均もプラスで終わりましたので、これで昨年7月以降、18ヶ月連続で月初の第一営業日は高いということになりました。

日経平均は11月9日に取引時間中の高値23382円をつけたあと、16日の取引時間中の安値21972円まで下落しましたが、それ以降できょうは初めてボリンジャーバンドの+1σ(今日現在:22745円)を終値で上抜けてきました。

きょうの取引時間中の高値も22994円と+2σ(今日現在:23046円)に接近する場面までありました。

16日に下げ止まったあとに、+1σに3回跳ね返されていましたので4回目で抜けたことになります。

ただきょうに関しては月初の第一営業日は高いというアノマリーが追い風にもなっていましたので、まだあまり楽観視はできません。

来週に12月限先物オプションのSQを控えていますが、11月限のSQに絡んで大きな踏み上げ相場になったように、今回も大きく上昇するかどうかがまだ見えてきません。

もちろん踏み上げ相場になると、来週いっぱいまで上値を追ってくる可能性があるのですが、テクニカル指標では、RCI9日(今日現在:85.00)、ストキャスティクス9日(今日現在:82.54)など徐々に高値圏にきているものも出てきています。

前回のように一時的にテクニカル指標が無視されることもありますので、これはあくまでも横目で見ながらということになりますが、SQにかけてさらに上がる場面があったときには徐々に利益確定売りを進める方がいいと思います。

一方で、急落する場面があったときに買う準備も継続しておいていいような気がします。

23000円まで接近した割にはあまり強いように感じられないので、もしかするとSQ後かもしれませんが、まだ25日線や16日の取引時間中の安値21972円を試しに行くところがあるような気がしています。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想

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