OPEC9ヶ月の減産延長で合意
サウジと仲が悪いと言われるカタール、イランなども合意、需給改善期待から、今後も堅調な動きとなりそうだ。
EIA(米エネルギー情報局)が、発表した直近の週間在庫統計11/24時点によると、原油在庫は前週から-342.9万バレル減少の4億5371万バレルと今年の春先4月頃と比較して約8000万バレルほどの取り崩しとなっている。戦略備蓄を除く原油+石油製品の総在庫も3ヶ月前と比較して約5000万バレル減少している。
供給サイドの蛇口が絞られる一方、世界石油需要は2018年下半期には日量1億バレルを超える見通しで、EIA月次報告の予測では2018年の世界石油需要の伸びは前年比日量+166万バレル増(+1.69%増)の見通しで前年の132万バレル(+1.35%増)から加速する。またイラク、ナイジェリアなどの地政学リスク、イラン、サウジアラビアの政治リスク、ベネズエラの財政リスクの高まりも下支え要因となる。
年内にもWTIの60ドル超えがあってもいいのではないか。原油関連は買い