堅調な日本人のレジャー消費
時価総額:64856億円
PER:44.12倍
PBR:4.57倍
【入場者が「体験」にお金を使う「コト消費」の増加も追い風。】
2020中期経営計画で入園者数を恒常的に 3,000 万人とする目標達成を 2020 年度へと前倒し。前期の東京ディズニーシー開業15周年記念イベントの反動が出る。開発費用やアルバイトの賃金改善等による人件費増が重しとなり今期減益は株価にはすでに織り込み済み。注目したいのは
来期以降、中期的な業績拡大局面を迎える可能性が高い。来期は集客効果の大きい「東京ディズニーリゾート35周年イベント」の開催が予想されるほか、東京ディズニーシーでは19年度導入予定で大型アトラクション「ソアリン(仮称)」の開発を行っており。入場者が「体験」にお金を使う「コト消費」の増加も追い風になる。10/2には18年3月期上期(4~9月)の東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの2パーク合計の入園者数が1477万5000人(前年同期比3.1%増)となり、4年ぶりに増加し上期は、東京ディズニーシーの新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」や、夏期スペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」などの新規コンテンツが人気。また、東京ディズニーランドの春のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」など季節感あふれるスペシャルイベントも好評で、上期として過去3番目の入園者数となったとしている。10月30日に決算を発表。18年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比5.1%増の571億円に伸び、従来の9.0%減益予想から一転して増益で着地。通期計画の1016億円に対する進捗率は56.3%に達した。
【需給良好で売り方はキツイ】
11/8現時点の信用倍率は0.38倍と、高水準に積みあった空売り残は逆日歩も20銭付き売り方は損失覚悟の買戻しも今後迫られそうだ。
【テクニカルも好転】
週足チャートでは今年5月にゴールデンクロスを達成し上昇トレンドを継続中。株価も年初来高値を更新し、上値追いの展開に期待が掛かる
東京ディズニーランド・シーを運営。入園者数世界有数。ホテルや商業施設なども