元売りの中で唯一の出遅れ割安株。

2017年第1四半期の石油在庫評価損は-60億にも関わらず、営業利益は346億と前年同期比+40.7%増となった。
同社の在庫評価に与える影響はドバイ原油1ドルにつき43億、ドル円1円につき16億。同社の前提レートはドバイ50ドル、ドル円110円としている。週末のドバイ原油は、2015年7月以来の58.55ドルまで上昇。ドル円も12月の米利上げ観測の高まりで114円前後でドル堅調推移。今月14日に第2四半期決算発表を控えているが、第2四半期決算にはあまり反映しかもしれないが、第3四半期以降は在庫評価益の恩恵もかなりありそうだ。
また同社が大量保有する昭和シェル株が週末1386円まで上昇し、含み損から含み益に転換。売却可能な値段まで来ている。子会社する、TOBをかけるつもりがないなら、ちょっとづつ市場で利食いして、キャシュを作れる。PER6.16倍、PBR0.91割安でしょう、押目買いたいところ。