高値警戒感はあるものの・・・・・
しかし、市場が注目していたドット・チャートでは、12月利上げが示唆されており、ドルは112円台に急伸。更にイェレン・米FRB議長が、「インフレ低迷の要因は一時的」等と述べると、112.50円台まで上げ幅を拡大しました。
一方、米NYダウは最高値を更新し、本日の東京時間には日経平均株価も上昇。これがリスク選好の流れを強め、ドル円は一時、112.60円台まで上げ幅を拡大。現在も、112円台半ばで堅調な推移を続けています。
この後は、日銀金融政策決定会合の結果発表や黒田総裁の記者会見が予定されていますが、日銀は現状維持を決める事となりそうです。今後、日米マネタリーベース比率の拡大が再び注目される事となれば、円安材料になるかもしれません。