ハリケーンの悪影響も懸念・・・・・
一方、これを受けて、ドイツ国債利回りは一段と低下。米国債利回りも圧迫される形で大幅に低下する展開に移行し、10年債利回りは前日から6bp強下げて、2.03%台となりました。これがドル円の下落に拍車を掛け、108.05円付近まで一時急落となりました。
本日の東京時間にも、ドル売りの流れは更に強まり、ユーロドルは一時、1.2090ドル台まで上げ幅を拡大。豪ドル/ドルも0.91ドルの大台に乗せました。この為、ドル円は厚い買い注文があると見られた108円の大台をあっさりと下抜け、107.50円台まで下げ幅を拡大しています。
明日が北朝鮮の建国記念日となっている為、何らかの恣意行動に出るとの警戒感が強く、円が買われ易い状況はこの後も続きそうです。又、ハリケーン「イルマ」への警戒もあり、米株式市場への悪影響も懸念され、これもドルを売る動きにつながっている様です。ドル円はこのまま、107円割れを試しそうです。