エヌエフ回路が急騰、量子コンピューター向け超電導デバイスに期待
エヌエフ回路設計ブロック<6864.T>が急騰、248円高の1450円まで上値を伸ばした。前日は朝安後にプラス圏に切り返したが、きょうは25日移動平均線を足場に一気に上値追いを加速させている。スーパーコンピューターでは1000年を要する計算を数時間で完結するといわれる量子コンピューターの実用化に安倍政権は積極的だ。ビッグデータ時代のデータ収集・処理やサイバーセキュリティーの側面からも同分野の深耕は欠かせない。そのなか、同社は量子コンピューター向けに微小信号増幅装置などの超電導デバイスを提供する。株価は、8月18日と21日に大きくマドを開けて急上昇、700円台から1989円まで短期間で居どころを大きく変えた。その後は目先筋の利益確定売りに調整を余儀なくされたが、25日線との接触が反騰の契機となった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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