扶桑薬が反発、北大などとイヌのがん治療に有効な免疫チェックポイント阻害薬の開発に成功
扶桑薬品工業<4538.T>が反発している。北海道大学がこの日、同大や東北大学、扶桑薬などで構成する研究グループが、イヌのがん治療に有効な免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-L1)の開発に初めて成功したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
同研究グループでは、イヌの腫瘍治療に応用できる免疫チェックポイント阻害薬としてラット-イヌキメラ抗PD-L1抗体を開発し、難治性の悪性腫瘍に罹ったイヌに対する臨床応用研究を行った結果、悪性黒色腫と未分化肉腫に罹ったイヌの一部で明らかな腫瘍の退縮効果が確認されたという。また、悪性黒色腫では肺に転移した後の生存期間を延長する効果も示唆されたとしており、悪性黒色腫をはじめとしたイヌの難治性腫瘍の治療薬として期待できるとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同研究グループでは、イヌの腫瘍治療に応用できる免疫チェックポイント阻害薬としてラット-イヌキメラ抗PD-L1抗体を開発し、難治性の悪性腫瘍に罹ったイヌに対する臨床応用研究を行った結果、悪性黒色腫と未分化肉腫に罹ったイヌの一部で明らかな腫瘍の退縮効果が確認されたという。また、悪性黒色腫では肺に転移した後の生存期間を延長する効果も示唆されたとしており、悪性黒色腫をはじめとしたイヌの難治性腫瘍の治療薬として期待できるとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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