〇注目銘柄:三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)【売り】
14日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が低調だったことで、追加利上げの観測が後退しました。利上げによるドル高進行も一服したことで、米国株式市場は買い優勢で推移し、NYダウは3日連続で過去最高値を更新しました。
市場全体の流れと逆行し、金利の低下による採算悪化の懸念から米国銀行株は売りに押されました。これを受け、日本国内の銀行株も軟調に推移する可能性が高いでしょう。銀行株の中でも、道央株価は、2月につけた高値の778.8円をめどに上値の重い展開が続いています。よって、18日以降の同行株価も売り優勢で推移する可能性が高いと判断しました。