OPECも米国も増産、供給過剰懸念続く
昨晩発表ののOPEC月次報告(2次情報ベース)によると、イラン産油高は前月比+1.67万増の379万バレル/day、イラク産油高が前月比+6万バレル増の450.2万バレル/day、減産免除のリビアが前月比12.7万増の85.2万バレル/day、ナイジェリアが前月比+9.67万増の173.3万バレル/day、さらに議長役のサウジアラビアまでもが、前月比+5.13万増の995万バレル/dayと、増産が相次ぎました。
米原油在庫は減っても米原油生産、リグ稼働数、OPEC生産など増加傾向に歯止めがかからず、供給過剰は続きそうです。
WTI原油は、再度42ドル近辺の下値を洗いにいきそうです。よって原油関連は売り方針で。