沖電線が上値指向強める、小池都知事肝いりの電線地中化で収益機会拡大思惑◇
沖電線<5815.T>が続伸、6月に入り株価は上値指向を徐々に強めており、目先テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現からボックス上限の230円ラインを突破してきた。ここにきて低位株物色の流れが形成され、直近ではエンシュウ<6218.T>がわずか2日間で株価を倍化させるなど、投機資金の流入が加速している。そのなか、時価総額100億円を下回る同社株は物色対象として浮上気配にある。
テーマ買いの動きも再び意識され始めた。安倍政権は全国的に電線を埋設していくことに意欲を示しているほか、小池都知事も東京五輪というビッグイベントをひとつの目標地点に、電線地中化に積極的な構えをみせている。地中化で必要となる電線についても従来品から高付加価値品への代替が見込まれ、同社など電線メーカーにとって収益拡大思惑につながっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
テーマ買いの動きも再び意識され始めた。安倍政権は全国的に電線を埋設していくことに意欲を示しているほか、小池都知事も東京五輪というビッグイベントをひとつの目標地点に、電線地中化に積極的な構えをみせている。地中化で必要となる電線についても従来品から高付加価値品への代替が見込まれ、同社など電線メーカーにとって収益拡大思惑につながっている。
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