OPEC総会の失望、パリ協定離脱、リグ増加で原油安、石油株弱い

総会直前にはWTIは、52ドルまで上昇したが、今週末は47.66ドルと下値追いが鮮明となっています。
週末はトランプ大統領がパリ協定離脱を表明、環境規制がゆるくなってシェールオイルの増産懸念も圧迫要因となっています。
またベーカーヒューが発表した石油リグ稼働数も前週比+11の733基となり、20週連続の増加となっています。
昨晩は米石油株も軒並み急落。セノバスエナジー5.2%安、ニューフィルドエクスプローション4.5%安、レンジリソーシズ3.8%安、チェサピークエナジー3.4%安、、、と叩かれています。国内元売り会社にとっても原油が下がれば在庫評価損が増大する。出光株は、レーティングの影響で金曜日は急騰したが、信用売残が年明けの130万→73万株に減少し、踏み上げエネルギーはない。また戻せば売られやすい。戻り売り方針。